よくあるご質問

Q1 モンテッソーリ教育は、静かで落ち着いたクラスと聞いていますが、やんちゃで活動的な子供には、窮屈で合わないのではないでしょうか。

A1 子供は活発で生き生きしていることが望ましいと考えます。ただし、衝動的で落ち着きがないということとは別です。自分の活力を向ける活動に出会えば、子供は自分を見出して落ち着いた集中を見せるようになります。モンテッソーリ教育を学び、資格を持ったモンテッソーリ教師は、子供一人ひとりの心の動きを大切にしながら、根気よく発達を援助します。

Q2 好きなことだけをして、偏って育ってしまいませんか。また嫌なことはしない、ということにはなりませんか。

A2 子供が活動を自ら選ぶことはモンテッソーリ教育の特徴のひとつですが、即座に好きなことだけをするということには繋がりません。子供の家では3~6歳の子供たちがひとつの家族のように同じ教室で活動しています。お兄さん、お姉さんの行動に憧れを持ったり、何かを教えてもらったり、一方で弟、妹との関わりの中で教えてあげたりする中で、難しいことも克服する意思が育ち、次第に好き嫌いに関係なく役割行動が取れるようになります。教室には自分を創るのに必要なことを自分で学ぶことができる自由な環境を準備しています。子供は大人が驚くほど周りの環境を鋭く観察し、体験するすべてのことを吸収しています。

Q3 少人数制の教室で大切にされすぎて、ひ弱になりませんか。

A3 他人や社会への信頼を育て、自立した個人へと成長するために幼児期は人との密度の濃い関わりが特に大切な時期であると考えます。子供たち一人ひとりの性格や要求にこたえていくために適切な人数が考慮されなければなりません。大切にするということは、甘やかすことではなく、自分の選んだ活動を最後までできるよう、自由と責任の取れる精神力、自己制御力を育てます。

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